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2009年07月06日

鼻ぐり井手公園

気になっていた
菊陽町にある鼻ぐり井手公園に行ってきました。



パンフレットが公園にあり、デザインが、かっこよいです。絵からすこしだけわかりますね。

現代にも生き続ける歴史的農業土木施設と説明があります。すべて情報はパンフレットからです。



鼻ぐりのある馬場楠井手
これはかんがい用水路です。現在でも181ヘクタールの水田を潤しています。


草が生えているためあまり全体がとらえにくいかもしれません。









加藤清正によって

慶長13年(1608年)に築造されています。

これはどういったものなのでしょう?

阿蘇に源を発する白川は火山灰土壌のためヨナ(火山灰土砂)の堆積がひどく堰から白川の水を引いている井手の管理が課題でした。


このあたりは井手底までの深さが20メートルにおよび人力で井手底のヨナなどを排出するのが困難でした。

そのため水力を利用して土砂を排出する鼻ぐりという清正独特の仕組みです。


鼻ぐりの名称は隔壁にあけた水流穴の形が牛の鼻輪を通す穴に似ていることが由来といられてます。

鼻ぐりの造りは岩盤を掘削する際に約2から5メートルの間隔に幅約1メートル、高さ4メートルの岩を隔壁としてびょうぶのように残しその下辺にかまぼこ型の約2メートル強の水流穴(鼻ぐり穴)をくり抜いたものです。


岩盤にぶっかった水流は、渦を巻き土砂とともに次の穴から送出されていく仕組みです。


水流が渦まいていたのを公園から見れましたよ。

この仕組みは全国無類のものであり、また非常に特色があるため、現代においても土木工学の調査対象として学術的にも注目されているそうですよ。

人力での工事400年ものですね。

加藤清正は武将としてのイメージが強いですが土木のスペシャリストとしても歴史に名を残しているのですね。


KKWINGより車であれば国体道路を空港側に向かい車線が減るガソリンスタンドがある信号から左折して次の信号より右折道なりに進み突き当たりをを左折して少し行くと到着です。


鼻ぐり大橋が上に掛かっているので少し公園から歩けば上からも水流の渦を見ることが出来ますよ。

是非どうぞ( ・∀・)つ

もう少し有名になっても良い気がしますけどね。

そうそうこの公園にはトイレはありません。近くに菊陽町南部町民センターがあるのでそこへ行かれるといいみたいです。
そこには鼻ぐりの調査実験で使った小型模型が展示されているそうです。
実験により掃流力が通常の水路の10倍であるのが科学的に証明されたそうです。

鼻ぐりは清正が整備した当時は80基あったものが今は24基となっているそうです。


後から土木の知識を持たない者によって壊されてしまったなんてもったいないですね。

熊本には他にも加藤清正が行った土木事業が沢山あるそうです。

この公園にきて
加藤清正の凄さを改めて知りましたよ。

ではまた♪

たまにはサッカー以外のネタもよいでしょう。

Posted by 阿蘇ひろか at 13:51
コメント(2)
この記事へのコメント
鼻ぐり井手の画像が載っていたので、発見って感じで!コメントしました。
菊陽町で塗装業をしています。昨年に熊本城築城400年とあわせ、鼻ぐり井手公園でもイベント・お祭りがあったんですよ!今年も10月頃にあるみたいです。よかったら是非お越しください。ちなみに画像に載ってる加藤清正公の記念撮影用パネル、私が書きました。(現在パネルは、かなりボロボロになってますけど。)
Posted by 平田建装 at 2009年07月07日 16:28
平田建装さんへ

コメントありがとうございます(*^_^*)

地元菊陽町で塗装業をされている方なのですね。

あの上を通っている2車線の道路にあるのぼりが気になってしかたがなかったので行ってみましたよ。

おおっ!!!昨年に熊本城築城400年とあわせ、鼻ぐり井手公園でもイベント・お祭りがあったのですね!

10月頃ですね。
是非とも行きたいです。
なんと加藤清正公の記念撮影用パネル書かれた方なのですね。

そんなにボロボロには思わなかったですよ。

まさか公園に係わった方にコメントいただけるとは思わなかったですよ。

説明にKKWINGからの行き方を説明しておきましたのでロアッソサポーターの中にも気になってる方がいるかもですよ。

杉並木、鉄砲小路などとともに菊陽町の誇れる観光名所ですね。

お祭りどんな感じなのでしょう。気になりますね。

ゆるキャラ清正くんとか来ると面白そうですね。
またどうぞ♪
Posted by 阿蘇ひろか at 2009年07月07日 18:26
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